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2008年10月

2008-10-30

『春のオルガン』 湯本香樹実

小学校を卒業した春休み、私は弟のテツと川原に放置されたバスで眠った―。大人たちのトラブル、自分もまた子供から大人に変わってゆくことへの戸惑いの中で、トモミは少しずつまだ見ぬ世界に足を踏み出してゆく。ガラクタ、野良猫たち、雷の音…ばらばらだったすべてが、いつかひとつでも欠けてはならないものになっていた。

小学生でもない、中学生でもない、中途半端な時期。少女は自分が怪物になった夢をよく見ます。自分を取り巻く様々な出来事、自分がどうしたいのかもよくわからない。苛立ちに反発することもあります。どうしようもないことを受け入れていく。子供から大人への階段を上っていく情緒不安定な様子を巧く表現しています。ラストの急展開にはちょっと戸惑いを感じましたが、心温まる物語でした。

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2008-10-28

秋の博物館

気持ちのいい青空の一日でした。今月は憂鬱な日々が続いているので、気分転換も兼ねて、上野の東京国立博物館に行ってきました。

博物館の隣にある黒田記念館が特別公開(限られた日にしか入れません)をしていたので初めて入ってみました。とても歴史を感じさせる素敵な建物です。黒田清輝と福田美蘭の絵を観ることができました。001

その後、秋の庭園開放の時期だったので、のんびりと一回りしてきました。さすがにまだ紅葉には早いようです。002

そして、特別展の「大琳派展」に行ってきました。場所は博物館ですが、これはもう美術展ですね。琳派と呼ばれる本阿弥光悦・俵屋宗達・尾形光琳・尾形乾山・酒井抱一・鈴木其一の6人の作品をたくさん観られて大満足です。平日でもそこそこ混んでました。

他にも常設展などを観たかったのですが、閉館時間になってしまったので、またの機会とします。新しいパスポートチケットをゲットしたので、いつでも入れます。

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2008-10-20

どこから来たの

Ca390193 ベランダの手すりにカマキリがじっとしていた。一体どこから来たの?

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2008-10-18

どっちがいい

Img_0001 久しぶりに渋谷の街を歩くと、相変わらず人で溢れている。昔はこの賑わいが好きだったけれど、いつからか苦手になってきた。Bunkamura ザ・ミュージアムに行きました。混んでるかなあと思ったけれど、やっぱり混んでました。ミレイ展は人気があると聞いてはいたけれど、その通り。前の人にぴったりくっついて流れに沿わないと絵の側には近づけません。そういうのが嫌なので、ちょっと後ろから眺めていました。きれいな絵とは思うけれど、いいと思った絵は思ったより少なかった。窮屈な雰囲気を感じたので、早々に退出してしまいました。

その後、お天気もよかったので青山まで歩いてみました。散歩するには気持ちのいい秋空です。青山ユニマット美術館まで行きました。ここは2年前にできた新しい美術館です。場所柄ちょっとおしゃれな感じがします。シャガールの絵がメインでしたが、他にもいろいろあって結構楽しめました。人がとても少なかったので、ゆっくりと観ることができます。入って10分くらいは誰も見かけなかったので、貸し切り状態でした。落ち着いた雰囲気がとてもよかったです。ここはお気に入りになりそうです。

帰りは神宮外苑の銀杏並木を眺めながら、千駄ヶ谷まで歩きました。今日はなんだかんだ結構歩いています。イチョウの色づきはまだまだ早く青々としてました。Ca390192

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2008-10-17

『さよならバースディ』 荻原浩

霊長類研究センター。猿のバースディに言語習得実験を行っている。プロジェクトの創始者安達助教授は一年前に自殺したが、助手の田中真と大学院生の由紀が研究を継いだ。実験は着実に成果をあげてきた。だが、真が由紀にプロポーズをした夜、彼女は窓から身を投げる。真は、目撃したバースディから、真相を聞き出そうと…。

ミステリーとして紹介されていましたが、哀しいラブストーリーという印象が強かったです。猿のバースディとの会話シーンが活字ではイメージしにくいところはありましたが、とてもよい物語でした。

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2008-10-16

ねんきん特別便

先日届いた「ねんきん特別便」を確認してみました。加入記録は一応あっているけれど、加入期間の確認だけで支払った金額の表示はありません。あれだけ問題になっているのに、こんな中途半端な内容確認でいいのだろうかと疑問を抱きました。そこまで確認したい人は電話をしてくださいということになっているらしい。不祥事がきっかけで全員に送っているのだから、記録は全部明らかにするべきです。

やっぱり変だよ、社保庁は!

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2008-10-15

冷凍インゲン

あらら、またですかwobbly

この冷凍インゲンは数年前から時々食べてました。

最後に食べたのは1ヶ月くらい前だったかな。

イトーヨーカドーの限定商品とは知りませんでした。

今日お店に行ったら、しっかり張り紙されてるし。

う~ん、食べてしまったものは大丈夫なのだろうか?

と思いつつ、「本日 冷凍食品全品半額」の文字を見てまとめ買いしてしまう。

不安はあるけれど、いまさら冷凍食品を避けるわけにもいきません。

売場は普段の通り、混んでました。

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2008-10-14

『ユージニア』 恩田陸

かつて街を悪夢で覆った、名家の大量毒殺事件。数十年を経て解き明かされてゆく、遺された者たちの思い。いったい誰がなぜ、無差別殺人を?見落とされた「真実」を証言する関係者たちは、果たして真実を語っているのか?

事件の関係者が代わる代わる語る形式で、真実を追求していく推理小説。事件を解決するのではなく検証するだけなので、今ひとつ盛り上がりに欠けます。丁寧に描かれているとは思いますが、特定の主人公のいない物語はどうも苦手です。焦点が分散して集中力が途切れてしまうからです。内容的にこのページ数は読み疲れました。

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2008-10-11

『ポプラの秋』 湯本香樹実

夫を失ったばかりで虚ろな母と、もうじき7歳の私。二人は夏の昼下がり、ポプラの木に招き寄せられるように、あるアパートに引っ越した。不気味で近寄り難い大家のおばあさんは、ふと私に奇妙な話を持ちかけた―。18年後の秋、お葬式に向かう私の胸に、約束を守ってくれたおばあさんや隣人たちとの歳月が鮮やかに甦る。

「夏の庭」も感動できる物語でしたが、これもとてもよかったです。静かなストーリーの中に安らぎと心温かいものを感じられました。心を病んだ人が手紙を書くことでやわらいでいく、何となくその気持ちはわかります。手紙を書くことがほとんどなくなってしまいましたが、メールとは違って味わい深いものです。いろんな想いを受け止めたおばあさん、すごいなあ。

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2008-10-05

ぐるっと、疲れた

期限切れ間近のぐるっとパスを入手して、美術館巡りをしてきました。ぐるっとパスを使うのが3回目ともなると、効率よく回る方法は学習効果もあったようです。しかし一日に8つも回るのはさすがに無理があったようで、お昼も食べない超ハードスケジュールでとても疲れてしまいました。まるで、山歩きをしてきたような気分です。美術館は本来ゆっくり鑑賞するべきですが、自分の興味のあるところはしっかりと、そうでないところは適当に、メリハリを付けて見て回りました。

①松岡美術館(古伊万里展)

それなりに展示も充実しているのに、ここはいつも空いています。

②出光美術館(近代日本の巨匠たち展)

出光コレクションの数々は見応えたっぷりです。ここから眺める皇居は一見の価値あり。

③相田みつを美術館(ひとりしずか展)

ひとつひとつの言葉はいつも心に響きます。いわさきちひろさんの絵とコラボ展示もあって嬉しくなりました。

④ブリヂストン美術館(美術散歩展)

どこかで見覚えのある名画がたくさんあって、ここのコレクションはとても大好きです。本当はもっとゆっくりしたかった。

⑤三井記念美術館(森川如春庵の世界展)

本阿弥光悦の茶碗は趣があります。

⑥ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション(秋のコレクション展)

幻想的な版画です。でも同じようなものばかりなので、ちょっと退屈。

⑦山種美術館(百寿を超えて展)

今回はいまひとつなので、軽くスルー。すごく混んでいました。

⑧ちひろ美術館(旅の絵本展)

素朴な絵はいつ観てもいいです。メインの絵は相田みつを美術館にありました。Ca390191

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2008-10-03

博物館のスタンプ

Img_0001 東京国立博物館で開催されている「スリランカ」展へ行ってきました。ちょっと予想と違って、仏教関係が多かったです。仏像も日本のものとはずいぶん違っていました。

今回の特別展で、国立博物館パスポートのスタンプがいっぱいになりました。充分利用させてもらいました。次回のパスポートも格安で入手できているので、また一年通い続ける予定です。

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ヴィルヘルム・ハンマースホイ展

Img 国立西洋美術館で開催されている「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」展へ行ってきました。全然知らない画家でしたが、結構楽しめました。暗めな色づかいが多いので、ちょっと寂しさを感じるかもしれません。それと躍動感もあまりないかも。静かな、丁寧な絵でした。

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2008-10-02

『夏の名残りの薔薇』 恩田陸

沢渡三姉妹が山奥のクラシック・ホテルで毎年秋に開催する、豪華なパーティ。参加者は、姉妹の甥の嫁で美貌の桜子や、次女の娘で女優の瑞穂など、華やかだが何かと噂のある人物ばかり。不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。これは真実なのか、それとも幻か?

う~ん、これはちょっといまいちかも。途中で退屈になってしまいました。

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